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昭和銭湯小便特攻隊

2010/02/12 Fri 23:47

子供の頃、私は東京の下町に住んでまして、その辺は家に風呂がないヤツがいっぱいいましたから、夜の7時くらいになると近所の洟垂れ共が夜の銭湯にわんさかと集まって来たものでした。

その銭湯は、まぁ土地柄なんでしょうけど、酷くガラの悪い銭湯でして、客もおっかないヤツばかりでしたが番台のオババもこれまたとっても怖くて、女湯なんか覗いてたりすると、「こらぁ!」とか叫びながらスリッパのまま男場に入って来て、平気でみんなの顔をバシバシと引っ叩くという、TBSの「時間ですよ」の女将さんとは大違いの、実におっかないオババでした。
で、このオババ。
子供だけを引っ叩くのかと思えば、そうではございません。ちゃんと大人も引っ叩きます。
湯の中でワンカップ飲んで、とたんに酔っぱらっちゃって湯の中でゲロ吐いたおっさんがいたんですけど、そのおっさん、オババに脱衣場に引きずり出されてバシバシに焼き入れられてました。

そんなオババの銭湯には、土地柄、危ないヤツがウヨウヨと集まって来てたんですけど、何が凄いかって、その銭湯の入口の張り紙が凄かった。

乞食は夜10時以降からじゃないと入れません、みたいな事がマジックで殴り書きされているんです。
ホームレスって呼び方がなかった時代でしたから、ズバリ「乞食」って書いてあるんですよ(今でもその辺では乞食と呼びます)。

あと凄かったのが、丁度その頃、なんかその地域で暴力団の抗争が起きてたんですけど(ここら辺は毎日)、たぶんそれの関係だと思うんですが、「○○組関係者お断り」って書いてあるんですよ。新聞広告の裏に。
たぶん、その銭湯にはその○○組と対立する組員がよく来てたからでしょうね、その組は事務所も近かったし。
銭湯でドンパチ始まったら大変だって事で○○組関係者は出入り禁止になってたんでしょうね。

あんな張り紙出てる銭湯、今だったら誰も客来ないでしょうね。
今じゃ「イレズミのある方お断り」の時代ですもんね。

さて、この銭湯では、有名な指名手配犯がマヌケにものんびり風呂に入ってて、指名手配の張り紙見て気付いたオババが慌てて警察に通報したなんて凄い歴史もありまして(番台に賞状が掲げてありました)、それっくらい物騒な銭湯でした。
酔っぱらいにヤクザに乞食に凶状持ち、そんなのが常連さんな銭湯でして、あと多かったのが変態。
これも凄かった。

ホモのおじさんは、まあ、私たちのような子供が目的ではありませんでしたから、私たち子供には人畜無害だったんですけど、困るのがホモのロリコン。

私が知ってるだけでも4人くらいいたんですけど、そのウチの1人で文房具屋の息子(30歳くらい)ってのがいたんですけど、そいつは私たちを見つけると、必ず「チンポの皮はムケたか?」といちいちチェックをするのです。
で、誰かが「まだムケてないよ」って答えると、「どれ」って言いながら湯の中で触ってくるんです。

もっと嫌だったのが、文房具屋の息子は、浴槽にいる私たちに「よし、じゃあ背中流してやっから、順番にこっち来な」なんて言いながら、タオルに泡なんか立てて待ってるんですよ。

今、よくよく考えればムチャクチャ怖い!

で、仕方がないから順番に文房具屋の息子の所に行くわけですけど(別に行かなくてもいいのに)、なんとあの変態野郎は、ゴシゴシと体を洗っている途中でタオルを使わずに「手」で洗いやがるんです。
わざとらしく「おまえらちゃんと宿題やってんのかぁ」なんて浴槽の少年達に聞きながら、少年の体を洗うフリしては泡だらけの尻の間とか股の間にこっそりと手を入れて来ては、もうそこらじゅうヌルヌルと触るんですよ。

それがもうくすぐったくてくすぐったくて、ある時、私はもう我慢できなくなって小便洩らした事があるんです。
真っ白な泡の中でやたらと黄色い小便がジャージャーと吹き出しまして、しゃがんでる文房具屋の息子の太ももにそれがビシャビシャと掛かってるわけですよ。
でも文房具屋の息子は、浴槽の少年達のほうを向いては、わざとらしく「学校でイタズラなんかするんじゃねぇぞ」なんて、てめぇが少年にイタズラしてるくせに、そんな事ばかり言ってこっそり触ってるもんですから、本人は小便掛けられてる事に全然気付いてないんですね。

でも浴槽の少年達はそれが見えてるから、風呂ん中でゲラゲラ笑ってるわけですよ。

それが私達の中でおかしくておかしくて、それからというもの、文房具屋の息子に体洗われる時は、みんな文房具屋の息子にこっそり小便引っ掛けるようになりました。

で、それがエスカレートしまして、ある時、文房具屋の息子が頭洗ってると、私はみんなを笑わせようと、こっそり文房具屋の息子の後に近付きました。
文房具屋の息子は私がすぐ横に立っている事も知らず、ヒッピー崩れの汚いロン毛をシャワーで洗い流しております。

浴槽の少年達は、みんな私が何をするのかとワクワクしながら見ておりまして、ついでに乞食の矢作さんも、前歯一本でニタニタと笑いながら、私を見守っています。

私は吹き出しそうになるのを必死で堪えながら、シャワーを頭からかぶっている文房具屋の息子のその頭に、おもいっきり小便をぶっかけてやりました。

みんなは笑い声を立てちゃいけないって事で、必死に笑いを堪えてるんですけど、乞食の矢作さんだけはケケケケケケッと大声で笑います。

でも文房具屋の息子は気付きません。
まさかシャワーの湯に私の黄色い小便が混じってるなんて夢にも思わずシャワーでゴシゴシと頭を洗っているのです。

これがとたんに私達の中で大流行しまして、私達は文房具屋の息子だけでなく、色んな人にソレをやるようになりました。

私達は湯船の中でジッとその時を伺っております。
まさに小便ゲリラ隊です。
誰かが頭を洗い始めると、すぐさま、次は誰が「特攻」するのかと湯船の中でジャンケンが始まり、負けた少年は静かに洗髪してる人に近付き、シャャャャーっと特攻します・・・・

ある時、3人掛かりで乞食のおっさんの頭に小便引っ掛けてましたら、隣りで体洗ってたオカマのおっさんに「コラぁ!」なんて見つかってしまいまして、すぐに番台のオババに通報された私達は、チンコを出したまま脱衣場に並ばされまして、オババに強烈な張り手を喰らわされてしまいました。

しかし、今思うと、なんで人の頭なんかに小便掛けて喜んでいたんでしょうね・・・・
頭洗ってる人の頭に小便掛けては、猿のようにキャッキャッと喜んでる小学生たち。
実に狂ってます。

文房具屋の息子なんて、どれだけ私達に小便掛けられた事か、今思うと、とっても心が痛いです。
今でも元気なのかなぁ、あのロリコンホモ。


・・・っと、そんな、とってもバカバカしい昭和の危ない銭湯話。
この銭湯のおかげで、今の私が狂人愚人になってしまったと言っても過言ではございません。
そんな危ない銭湯でのエピソード、まだまだたっぷりとございますので、これからちょくちょくお話しさせて頂きますね。

では、今夜はこの辺で・・・

今宵もよい寝言を。

おやすみなさい。

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