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狂った僕と狂ったあいつ

2011/05/28 Sat 09:53

    9.jpg
先日、パソコンにどれだけ「たまご」という字を打ち込もうとしても
「たごま」となってしまい、「あれ?あれ?」と思いながら5回くらい打ち直したのですが、しかし何度やっても「たごま」。

これは、小説の書き過ぎ時によく起こる症状でありまして、二十四時間態勢で活字と戦っておりますと、不意に脳の中で「み」と「れ」が暴れ回り、それに便乗した「は」と「ほ」が革命を起こし、その隙に「き」と「ま」が逃亡を図るのです。
つまり、「バカになっている」というヤツでありまして、そのうち「活字」も
「勝治」と、まるで昭和の三男坊の名前のようになると、遂に「たまご」が「たごま」となり、脳がぶっ壊れてしまうのです。

「こりゃあヤバいぞ・・・」

と思うなり、そのバカさ加減にいきなり笑いが込み上げ、独りパソコンに向かいながらゲラゲラと笑い始めます。

「ぐふふふふふふふ!たごまってなんだよ!ひひひひひひひ!」

この場合の笑いというのは、「可笑しくて笑う」という健康的な笑いではなく、「無意識のうちに口から溢れる笑い声」という、不健康極まりない笑いです。
非常に不気味な笑い声なのです。

そんな僕を、23才の同居女がキッチンの奥から不審な表情でジッと見つめていました。

「すげぇよ、何度『たまご』って書こうとしても『たごま』になるんだよ」

と、またゲラゲラと笑いますと、それを見ていた23才の同居女はキッと眉間にシワを寄せながら「怖いよぅ」と小さく呟きました。


・・・確かに怖いでしょう。
最近、ホラー小説なんぞを書き始めた僕はちょっと様子がおかしく、いきなり夜中に23才の同居女を叩き起こしては、

「夜中の2時に部屋のチャイムを押されて怖いのは、ゴミ集配車のおっさんか、それとも小学校時代に転校したっきり1度も会った事のない男子生徒かどっちだ?」

と質問したかと思えば、

「ハッ!と目が覚めたら、フィリピンの山奥の研究室か、それとも北朝鮮の屠殺場か、どっちが怖い?」

などと聞き、更に尚かつ、

「髪を解くなら、明治時代に自殺した女郎の『くし』と、1882年に惨殺されたドイツ人売春婦の『くし』とどっちを使う?」

などと、真剣な顔をして質問し、挙げ句の果てには、

「生まれ変わるとしたら巨大イボ痔に悩まされる黒木メイサがいいか、それとも半径1メートルの人々を不快にさせる歯槽膿漏の沢尻エリカかどっちだ!」

などとトチ狂っては、遂には

「真性包茎のキムタクとズルムケの萩本欽一はどっちが男らしい!」

と、まるで怒り狂うシャイニングお父さんのように彼女を怒鳴り散らしては、とことん彼女を恐怖のどん底に陥れたのでした。

そんなサイコな日々を送っている最中の「たごま事件」でしたので、さぞかし23才の同居女は怖かっただろうと、今思えばクスッと笑えて来ますが、しかしよくよく考えればあの時の僕は本当に少し変でした。

よく、ソレ系の作家さんなんかが、「ホラー漫画やホラー小説を書いていると、不思議な現象が起きる」、なんて言いますけど、アレ、本当ですよね。

僕もホラー小説を書いている時、ふいに後に誰かが立っているような気配がして、何度も「はっ!」と振り向いたりします。
まぁ、そのほとんどが、23才の同居女がコッソリと牛乳飲みに来てたりしてる事が多いんですけどね・・・。

しかし、夜中にコッソリ牛乳を飲む女ってのも、ある意味、ホラーですよね。
そんな彼女には、いつも、

「夜中に牛乳飲むとビチビチうんこになるからヤメなさい」

と叱っているのですが、何故だか彼女は夜中に突然牛乳を飲む癖をヤメません。

あと、この女は、真夜中にいきなりムクッと起き上がり、一心不乱にチキンラーメンを貪り喰ってた事もあります。

さすがにこの時は僕も焦りまして、この女はもしかしたら夢遊病なのではないかと心配になり、「どうしたの?」と話し掛けたりしてみたのですが、しかし本人はいたって普通に、「お腹が空いて我慢できなかったの」と笑っています。

しかし、僕から言わせればこいつは間違いなくキチガイです。
こいつはきっと、僕が夜中じゅう見ている古い映画やドラマを、大音量で聞かされ続けているのが原因で気が狂ってしまったのです。

そういえば心当たりがあります。
先日、僕が深夜に「三年B組金八先生第一シリーズ」(マッチとかトシちゃんのヤツ)を見ておりましたら、いきなり寝室からモソモソと這い出して来ては、僕の横にちょこんと座り、なんと突然爪を切り始めたのです。
怖くなった僕が、「どうして?」と、いきなり爪を切り始めた理由を尋ねると、彼女は「うん・・・」っと頷いたまま、ボソボソと金八先生の主題歌『人として』を口ずさみ始めたのです・・・・

この時ほど戦慄を覚えた事はありません。
夜中の3時にいきなりベッドから起き出して来た女が、突然爪を切りながら『人として』を口ずさんだのです。
しかも、僕がその時見ていたのは第一シリーズであり、その主題歌は『贈る言葉』なのです!
だけど、この時彼女が口ずさんだのは、1980年放映の第二シリーズの主題歌『人として』なのです!

怖い!

彼女はきっと、僕が夜中じゅう大音量で見ている昭和のドラマ依存症になってしまったのです!
金八を始め、

「池中玄太80キロ」
「ありがとう」
「前略おふくろさま」
「傷だらけの天使」
「熱中時代」
「寺内貫太郎一家」

と、そんな昭和のドラマに取り憑かれてしまった彼女は、

激しい時代錯誤を起こすと共に時間までも錯誤し始めたのです!

その証拠に、この23才の同居女は、同年代の女の子達が好きな「ロンハー」や「アメトーク」といった番組には見向きもせず、僕がスカパーで録画しておいた、

「天才たけしの元気が出るテレビ」

ばかりを、朝まで見ているのです!

これでは、彼女の中の「時代」というものが混乱して当然なのです。

そんな彼女は、23才でありながらも60才くらいの知識を持っています。
先日も、「相棒」に出ていた水谷豊をふと見た彼女は、「この人も歳とったねぇ」などと呟く始末でありまして、彼女のリアルな意識の中では、水谷豊は「相棒」ではなく、「熱中時代」の北野広大であり、「傷天」のアキラなのです。

このままでは、彼女はバカになります。

彼女は確実に時代を退化し始めています。
このままいけば彼女の脳はタイムスリップしてしまうのです。

でも、もうバカだからいいんです。

彼女は花粉症対策だといいながら、電動歯ブラシを鼻の穴に入れようとしたくらいのバカなのです。

彼女は寝言ではなく寝笑いをするほどのバカなのです。

彼女は歌舞伎町のヤクザに平気で道を尋ねるバカです。

彼女はつい先日、スーパーで「キットカット」を万引きして僕に物凄く叱られました!

彼女は風呂でおぼれたことがあります!

彼女は友達に僕の事を外国人だと嘘を付いてます!

でも彼女は両親に僕は前科者だと正直に話し、速攻「別れろ!」と怒鳴られました!

彼女は振り込め詐欺と知らず、そいつと長々とメールしてた事があります!

彼女は猫アレルギーのくせに実家で猫を飼ってました!

彼女は自転車に乗りながら屁をこいた事があるんです!


でも僕はもっとバカなのです!


僕はマンションのエレベーターの中で小便してて住人に見られた事があります!

僕は友達から車を借りてそれを中国人に売っぱらった事があります!

僕は森進一の声を聞くととたんに戦慄し、何もできなくなります!

僕は年金を払ってません!

僕はツタヤの延滞料金を一度も払った事がありません!

僕は見知らぬ新聞勧誘のチンピラを部屋に連れ込み将棋をした事があります!

その時、彼女はそのチンピラに炭酸の抜けたぺプシを出しました!


そんな2人は馬鹿なのです!


2人でぷよぷよをすると必ずケンカになります!

2人とも動物園が好きです!

2人あわせて所持金600円だった事があります!

2人とも未だにゴミの日をしりません!


だから馬鹿同士、新宿の片隅でひっそりと暮らして行きます!
以上!








狂人のお話

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